
🏮 南阿田の流し雛
みなみあだのながしびな
奈良県五條市(源龍寺) · 毎年4月上旬
公式サイトを見る →奈良県五條市南阿田で、毎年4月の第1日曜日に「南阿田の流し雛」が開催されます。主催する流しびな保存会が中心となり、地元の伝統を守っています。行事は「雛の寺」として知られる源龍寺を起点に、吉野川の河原で行われます。 この流し雛は、戦前まで五條市南阿田に伝わっていましたが、戦中戦後に一度途絶え、昭和44年(1969年)に復活しました。素朴な色紙で作った着物と袴を着せ、大豆で頭をつけた雛男女一対を、竹の皮の船に乗せて吉野川に流します。これは紀州の淡島神社へ流れ着くよう祈り、女の子の病封じと健やかな成長を願う伝統行事で、『源氏物語』須磨の巻の流し雛とも通じる古い慣わしです。 当日は13時から源龍寺で雛供養が行われ、14時から南阿田の中瀬にある吉野川の河原で流し雛が実施されます。清流に浮かぶ手作りの雛人形と、紙で作られた一文銭を添えた舟は、祈りを乗せて静かに流されていきます。
アクセス
JR五条駅下車タクシーで20分






