
🏮 水浴び神輿
みずあびみこし
香川県丸亀市(田潮八幡神社) · 毎年10月29日
神輿
公式サイトを見る →香川県丸亀市の田潮八幡神社で、毎年10月の第三土曜日と日曜日に行われる例大祭の呼び物が「水浴び神輿」だ。白装束の男衆に担がれた神輿が、一級河川・土器川の水中へどっぷりと入り、大暴れしながら渡る勇壮な祭りで、川の両岸は見物客でびっしりと埋まる。 水に入る由来は、南北朝時代の貞治元年(1362年)、細川頼之が戦勝を祈願したところ、海の潮が満ちて田野を没し敵の追撃を阻んだという故事にあやかり、田潮神社と名付けられたことに始まると伝えられる。古来の禊(みそぎ)の意味も含まれ、かつては五穀豊穣を祈願したが、今では交通安全などの祈願も込められている。 祭り当日、神事の後、子ども山車や大小太鼓台に導かれて神輿が出発し、約2時間をかけて土器川へたどり着く。胸まで水に浸かりながら、神輿が水中で一回転したり高々と差し上げられたりする様子は、両岸の見物人から拍手喝采を浴びる。先祖への感謝を胸に、男衆が力強く担ぐ水浴び神輿が、秋の土器川を彩る。




